介護分野のブルーオーシャン!?放課後デイサービスについて考える
おはようございます!キャップ77です。
暫く、フランチャイズ関連の記事を書いていませんでした…。
今日は、頑張って書きますよ、笑
独立・起業やスタートアップを考える際、日本国内のビジネスであれば介護ビジネスを検討した方も多いのではないでしょうか?2035年には、3人に1人が65才以上の高齢者になるニッポンですからね。
そんな中で、フランチャイズの領域で新生が現れる?
これまで、リハビリ型デイサービスや訪問介護など、介護業界では様々なフランチャイズモデルが登場してきました。
ここ1年ほどで、新たなジャンルである「放課後デイサービス」という領域が誕生しています。
これは、知的・発達障がいを持つ小学1年生から高校3年生の子どもたちを対象とした、障がい児童向けのデイサービス。つまり、これまでの高齢者向けではなく、子ども向けのビジネスという新しいジャンルなんです。
少子化の時代に子ども向け?ん?
日本は少子高齢社会なのは、みなさんもご存じだと思います。
しかし、障害を持つ、子どもたちは年々増えているのです。
これは、文部科学省が発表している障がい児童数の推移を表すデータです。
なぜ、少子化の時代に、こんなに増えてるの?と言いますと、
・診断基準の変化(発達障害の概念が広がった)
・障害観の変化(保護者の障害への抵抗が薄れ、特別支援教育を受けることを拒まなくなった)
・教育制度の変化(特別支援教育の充実と、教育への期待の高まり)
・育児能力の低下や子育てへの不安
・未熟児医療の進歩や低体重出生の増加により発達障害が増えた
というようなことがあげられるそうです。
マーケットが大きくなっている不思議はこんなとこにあるんですね。
収益性はどうなんだろう。
1日12名の利用で月商が約300万円。
オーナー収益は償却前利益で100万円程度のようです。
高齢者向けサービスよりは、何だか良さそうですね。
加え、国からの報酬が9割だそうです。
つまり、高齢者介護より報酬が良く、国からの報酬なので取りぱぐれがないビジネスっていうことですね。
参入するなら、覚悟と責任を!
収益性も社会貢献性も高い放課後デイサービス事業ですが、
障害を持った子どもを預かるという、とても大変で責任の必要ようなビジネスです。先日も大阪の施設で、子どもが行方不明になり、翌日近所の池で死亡しているのが発見され大きなニュースになりました。
お金を儲けるためだけでなく、覚悟して参入しなければならない業界です。
また、収益性についても、国の負担が大きくなると高齢者介護のように介護報酬の改訂が起こり、収益性も依存度が高いのも要注意ですよ。
今日は、こんなところにしておきます。
ほな、またね~

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