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空き家管理サービスはビジネスとして成立するか

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どうも、キャップ77です。

近年、高齢化や人口減の社会になって空き家が日本で800万件以上あると言われています。今日は、この「空き家」問題を解決するサービスが市場を作ることができるか?また、フランチャイズに加盟を検討している方に対しては、この手のサービスが今後増えると思われるため、少し分析してみたいと思います。

 

日本の空き家の件数はどうなっている?

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「iRONNA(いろんな)」(http://ironna.jp)より引用

総務省の2013年度によると、現在日本では約820万件の空き家があり、そのうち約320万件が放置されている。驚きですよね~

 

この状況を見ると、マーケットは十分拡大しているし、今後、ますます日本は空き家だらけになることが予測できる。あ~まさに虹色の成長市場でございます。笑

 

現状、どんなプレーヤーがいるのか?

googleで「空き家管理」をサクッと調べてみると、以下4つのプレーヤーに分類できる。

 

①賃貸や売買を行っている不動産会社系

 ・・・三井のリハウス東急リバブルなど

②警備会社系

 ・・・ALSOKやセコムなど

③リフォームや建築会社、便利屋系

 ・・・地元のリフォーム会社や工務店、便利屋など

④その他

 ・・・NPO法人や介護系各社など異業種や社会課題解決型など

 

とプレーヤーはまさに多彩。

なんでこんなに参入が相次いでいるのかというと、マーケットの拡大はもちろんですが、H27年5月に「空き家対策特別措置法」という、法律が施行されたことによる影響です。

 

空き家対策特別措置法では、著しく保安上の危険となるおそれがある空き家、著しく衛生上有害となるおそれがある空き家について、強制的に対処できる規定が設けられました。

 

これが一番のポイントですね。

人口減や高齢化ももちろんですが、きっちり管理できていないと、空き家は法によっていろんなめんどくさいこと言われちゃうっていうお話です。

 

じゃあ、参入すればおいしい?

では、あとはおいしいマーケットなのか?どうかということですよね。

 

僕の見立てによると、

おそらく全然おいしくないと思われる。

 

これは、調べてみると、隣接するジャンルで商売をしている会社が、このサービスを続々と展開しており、「空き家管理」だけに特化するサービスは採算が合わないと予測できる。現にグーグル先生で検索してみると、「無料で」「月100円で」とかいったワードが目につく。

 

これは「空き家」をドアノックツールとして、その後のリフォームや資産活用の提案などにつなげるために、ほぼ無料で行っている。

 

手間もかからずスキルもいらず、レポーティングも簡単なアプリやメールでできるので参入障壁がほぼないといえる。

 

したがって、誰でもできるビジネスなので、高いレベルでの付加価値が必要なことやマネタイズの難易度が非常に高くなると考える。

 

さあ、この「空き家管理」のビジネス、僕の予想通りになるのか、それとも破壊的なイノベーターが現れるのか、とても楽しみです。

また、既存事業にこの「空き家対策」がビジネスチャンスにならないか、考えてみることは、とても面白いと思います。新規参入は辞めたほうが・・・・・良い、です。笑

参考図書

空き家問題 (祥伝社新書)

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ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

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