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それ、ビジネスになるんちゃいます?

ビジネスに関するネタいっぱい!新規事業、マーケティング、フランチャイズ、経営戦略、営業戦略、育成、マネジメントについて

こうしてフランチャイズ店は潰れてゆく~あぁ悲惨編~

フランチャイズ 新規事業 起業・スタートアップ ビジネス談義

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こんにちは!キャップ77です。

今日は、フランチャイズあるあるをお伝えします!

 

僕はこれまで仕事柄、200を超えるフランチャイズ本部に出入りしてきました。

そこで、今日は敢えて、よく見るフランチャイズ起業の失敗について記載したいと思います。

 

失敗の入り口編

46歳のKさん。

営業成績は不振。同期はどんどん転職や出世、定年までの20年の身の振り方に悩んでいました。

転職か独立か?そんな悩みの中、ネットを徘徊していると、フランチャイズの広告が目に飛び込んできます。

 

フランチャイズで月商300万!稼げるラーメン!」

 

と、この広告を何となく眺め、

「そういえば若いとき、ラーメン屋やってみたかったんだよな~。」

と過去の記憶がよみがえってきました。

 

とりあえず、話を聞いてみるためにフランチャイズ本部へ電話してみることに。

 

「始めて開業される方ばかりです。ほとんどの方が初月から黒字ですよ!今後どんどん出店していきますので、今がチャンスです。さらに加盟金キャンペーン中で現在なら通常200万の加盟金を100万円にしています。」と本部の人間がささやきます。

 

Kさんは、「今だ!」とばかりに会社に退職届けを出し、銀行口座にためていた200万のうち100万円の手付金を支払うことにしました。

 

この日をさかいに、Kさんは晴れて経営者となりました。

 

さあ、ここからが大変です編

手付金を支払い終えると、物件探しや備品などの見積もりがフランチャイズ本部の主導でどんどん動いていきます。Kさんも充実感を感じながら、あれやこれやと想像を繰り返します。

 

すると、「Kさん!この物件どうですか?」とフランチャイズ本部の開業アドバイザーが物件情報を見せてきます。

 

ここなら!と決断するも、貯蓄はあと100万。これでは保証金や内外装費は賄えません。そこで借入を行わなければいけない訳ですが、未経験かつ100万の資金では、金融機関は貸してくれません。

 

開業アドバイザーに相談するとフランチャイズ本部が用意する融資制度の利用を進められました。本部の融資は、連帯保証人をつければ500万まで可能だそう。

 

少し金利は高くなりますが、ここは利用するしかありません。

それでも400万ほど足りないとのことなので、両親に頭を下げて、連帯保証人なってもらい、コツコツ老後のために貯めていたお金400万円を借りることになりました。

 

本部融資500万、両親400万の合計900万あれば、なんとか開業はできそうです。

これで資金調達は完了です。どんどん工事が進み、お店の外観が出来上がってきます。

 

OPENしたらどうなるか?

本部での研修を終え、いよいよOPENです。

OPENの1週間は、ラーメン1杯200円セールを行ったので大行列!

これはイケる!とKさんもご満悦。

 

その後、OPENセールが終わると、パタンと客足はたえ、スタッフに手配りチラシを巻いてもらう毎日が始まりました。

 

一日の売り上げは2万円に満たない日々が続きます。

 

ロイヤリティー、家賃、食材費、スタッフのバイト代を支払うと、10万円ほどの赤字に。

 

そこで、両親からお金を借りていましたので、両親に開業初月は返済を待ってもらうようお願いに行きました。

 

両親も「最初は大変だからいいよ。」と初月の支払いは、許してもらえました。

 

そして2か月後。

 

本当にお客さんが来ません。

 

これでは、アルバイトの給料も払えないので、申し訳ないですが、違う職を探してもらうことに。。。

一人なら、なんとかやりくりできる!と息を巻いたKさんでしたが、売上は更に停滞。

お客さんも来ないので、一日に一回作るスープ、麺が大量に廃棄になります。

 

とうとう、食材の仕入れを絞ることに・・・。

お金のことを考えると少しでも廃棄ロスを防ごうと、どんどん食材を冷凍に切り替えます。

 

すると、2~3名いた常連さんも、足を運ばなくなり、運転資金も底をつきてしまいました。

 

その後、これ以上借金を増やしたくない!とKさんは決断し、店を畳むことに。

 

と、これがフランチャイズのあるあるストーリーです。

 

 で何が言いたいかと言いますと、

 

適当に独立開業した人が、適当に潰れていく。

これはフランチャイズ起業で良くある話。

 

運転資金のシミュレーションや、覚悟した上での起業でないと、並大抵の運がない限り、こういう末路になります。

 

自力開業よりも、成功確率が高いと言われているフランチャイズ起業ですが、運転資金がショートすることで、道半ばであきらめざるを得ないシーンに数々出会ってきました。

 

1年間は食えるぐらいの資金があってこそ、冷静に立ち上げ期間を過ごすことができるのです。

 

今一度、最低のストーリーを想定し、特にお金!に留意してから、フランチャイズ起業を始めましょう。

 

今日は、そんなフランチャイズあるあるのお話でした。

 

ほな、また~

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