【読書レビュー】はじめの一歩を踏み出そう‐マイケル・E・ガーバー著
ども、キャップ77です!
今日は、アメリカの起業家たちに最も影響を与えたと言われている良書を紹介します。
著者のマイケルEガーバーさんは、アメリカの中小企業を20年に渡りコンサルティングを行ってきた人物であり、その経験社数は25000社にのぼるそうです。すげえね。
事業に必要な3つの人格
マイケルさんが言うには、事業を立ち上げるには、「起業家」「マネージャー」「職人」の3つの人格が必要だそうです。
それなのに、多くの人は「職人」の要素しか持ち合わせておらず、事業の発展がスタッグしていくという・・・・なんとも耳の痛いお話。
こんな悩みのある経営者は、これから起業準備をしていくが、自分が「職人」であると自覚できる方には、ぜひおすすめの良書です。
他人に任せても事業が回ること
マイケルさんは、言います。
多くの経営者は、「起業脳」と「マネージャー脳」が無いから、やってもやっても儲からない、事業が大きくならない、と。
事業が成功する秘訣は、「アホに任せても回る仕組み」だと教えてくれます。
スタバやマクドナルドなどは、どのアルバイトスタッフが作っても、ある程度の品質が担保されていますよね。この、誰に任せても品質の高いものが提供できる体制を作ることが必要だ、何度も何度も説いてくれます。
イノベーションの後は、数値化とマニュアル化だと
アイデアが消費者に認められるイノベーションの後は、徹底して数値化とマニュアル化に拘る。このサイクルを高速で回すことができる起業家が成功を手にできると言います。
個人事業ならまだしも、数名で行うような組織にしたい場合は、人にどれだけわかりやすく伝えられるか、また、その分かりやすさが数値化によって筋の良いものになっているかがポイントです。
起業を志す方、現在の組織が上手く成長できていない方のバイブルになるでしょう。
是非手に取ってみてください。

- 作者: マイケル・E.ガーバー,Michael E. Gerber,原田喜浩
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2003/05/01
- メディア: 単行本
- 購入: 43人 クリック: 567回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
その他のおすすめ本